新東のBLOG

神籬石と大銀杏の静けさに包まれて

先日、仕事で、岩上神社(いわがみじんじゃ)へ参拝してきました。

この神社は、淡路島を代表する巨石信仰の地として知られており、境内には「神籬石(ひもろぎいし)」と呼ばれる巨大な御神体が鎮座しています。

神籬石は、高さ約12メートル、周囲約16メートルという圧倒的な存在感を放つ巨石。その形は鶏卵のように丸みを帯び、滑らかな岩肌が特徴的です。まさに神の降臨にふさわしい神秘的な姿で、古代から人々の信仰を集めてきた理由が肌で感じられました。

境内には、もう一つの見どころ――大銀杏(おおいちょう)もそびえています。今回は葉が落ちた時期でしたが、イチョウが一斉に葉を落とす頃には、地面一面が黄金色に染まり、幻想的な世界が広がるそうです。季節を変えて、また訪れてみたいと思わせる静かな力がそこにありました。

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